相続税の手続きはどのような手順で行えばよいのでしょうか。まず被相続人が亡くなったところから順序を追って考えてみましょう。

被相続人が亡くなったら、死亡届を死亡した日から7日以内に医師の死亡診断書を添えて市区町村役場に提出します。通夜・葬儀・初七日法要などを行ったら、葬儀にかかった費用などについての領収書を整理しておきます。これは課税遺産総額を計算するときに必要になります。

次に被相続人の遺産の概要を把握し、遺言状などがないかを確認します。そして、この相続に関して相続人が何人いるのかなどを確認して行きます。被相続人と相続人の本籍地から戸籍謄本を取り寄せることで確認することが出来ます。相続人全員について、相続の放棄や限定承認などがあれば家庭裁判所に申し出てもらいます

さらに、準確定申告と言って、被相続人が亡くなった年の1月1日から、亡くなった日までの所得税を計算して申告・納付を行い、相続財産の評価を行っていきます。正味の遺産額が計算されたら、遺産分割協議書を作成してそれぞれの相続税の金額を確定して行きます

確定した相続税の申告書を作成し、相続税の申告と納付を行った後、相続財産について名義変更を行います。相続開始から10か月以内にこの手続きを行いましょう。